『千里眼の死角』 松岡圭祐/小学館文庫

  • 2006.11.30 Thursday
  • 15:02
オンライン書店ビーケーワン:千里眼の死角
千里眼の死角
松岡 圭祐著

イギリスを訪れていた嵯峨敏也は、バッキンガム宮殿のシンシア妃をカウンセリングするために呼び出された。彼女は世界各地で人体発火現象が起きている事件に関して、自分も狙われているのだと怯え、嵯峨は彼女を救うが他の人間が目の前で人体発火の犠牲になった。岬美由紀の前には、あのダビデが現われる。‘ディフェンダー’の恐るべき力に人間達はなすすべもないのか。メフィスト・コンサルティングとの最終決戦!

催眠・千里眼として10冊目<千里眼シリーズでは8冊目>の記念作品らしいです。
内容としても、ここらで第一部終了って感じかな。
<って、この次作以降、手にしてないので判らないけど(^^;
それだけに、かなりのスケールで盛り上がり。

盛り上がりなんだけど・・・、これを読んで、何と云うか、
ああ、ほんとにオナカイッパイ・モウタベラレナイという気になってしまった。

面白くない訳じゃない。読みやすいし勢いもある。
<でも、この読みやすさや‘面白さ’に
<「どうだ面白いだろう」という作為的さ(?)を感じる・・・穿ちすぎ?
<‘小説’だから、読者に読みやすく面白くは当然かもしれないが

私は、普通にミステリが好きなのであって、エンターテイメント小説な
千里眼シリーズは、買い続けたいという食指(?)が動かないみたい。
本を置く場所にも限界があるし(苦笑)
という訳で、うちの千里眼シリーズはここでおしまい。
そういえば、飼い猫のリンちゃんは、やっぱり3巻までだった。がっかり。
<処分予定本を読むのにちょっと飽きたので、次は溜まってる未読本だっ

2004年8月1日発行、第1刷。帯あり。

『千里眼 マジシャンの少女』 松岡圭祐/小学館文庫

  • 2006.11.24 Friday
  • 21:06
オンライン書店ビーケーワン:千里眼マジシャンの少女
千里眼マジシャンの少女
松岡 圭祐著

岬美由紀はスキー場で休暇中。遭難者の連絡に協力するが、そこで雪崩に遭ってしまった。
一方、お台場では秘密裏に巨大なカジノ施設が建設中。オープニングセレモニーでマジックを披露するために呼ばれた少女マジシャンの沙希。政府や警察のお偉方ばかりが招かれたそこは、武装したテロリストに突然占拠された。高官や官僚が人質の中、政府はなすすべもないのか。


お台場版・ダイハード2って感じです。
最初読んだ時には、この怒涛の展開に、
‘はぁ・・・何かもうオナカイッパイ・・・’と思ったんだけど
<最初に読んだ時の感想はここ
今回読んでみたら、結構面白く感じた(笑)

岬美由紀はどうも外面がいい感じなので、いつものメインメンバー以外の
知り合った人達の前では、格好いい弱みを見せない岬美由紀、なので
そういう人達の目から見ると、ずっと強くて凄い女性でいるから、
読んでて、楽で面倒くさくない。
思いっきり予定調和な感じだけど、それはそれでいいかな。

美由紀に関係することでは、何と云うかヒントが多すぎて判り易すぎ。
もうちょっと判り難い方が楽しめるのでは。

-----
どうもこの先、この話は架空の出来事、という様子になってると
何処かで目にした気がするけれど、そういうのって何だかなぁ。

あと気になったのは、他の小説を揶揄してるように感じる記述。
これが何かちょっとやな感じ・・・。
だってこれ、好きで、映画も観てるし小説も持ってるものなんだもの・・・。

2004年4月1日発行、第1刷。帯あり。

『千里眼 岬美由紀』 松岡圭祐/小学館文庫

  • 2006.11.19 Sunday
  • 17:10
オンライン書店ビーケーワン:千里眼岬美由紀
千里眼岬美由紀
松岡 圭祐著

岬美由紀は李秀卿(リ・スギョン)にことごとく自分の心境を見抜かれ、苛々するばかり。メフィスト・コンサルティングのダビデという謎の男も、何かとちょっかいを出してくる。そんな中、李秀卿が蒲生刑事の前から忽然と消え、しばらくして北朝鮮に拉致されたと思われていた少女が国内で現われた。嵯峨敏也は記憶を失ってしまっていた少女のカウンセリングにつとめる。美由紀はいなくなった李を追い、一路ニューヨークへ行き、世界貿易センタービルへ!

9.11にアフガニスタン・・・。この辺が、何かもうやり過ぎ感が・・・。
あんまり引っ張らずに結構あっさり書かれているとは思うけれど。
まあ、岬美由紀のスーパーヒロインぶり全開といえば全開でいいのか。
ちょっとへたれてた嵯峨先生が復活するのは嬉しい。

本が出たのが2002年だったこともあって、読んだ当時、WTCをネタにするのは
ちょっと・・・と思ったりもした。
私の叔父にあたる人が、認定はされていないけれど、拉致の疑いもあるかも?
という、特定失踪者の一人なので、拉致問題ってことでも少し引っかかった。
<私が産まれる前なので、会ったこともない叔父だけど

似たもの同士なのに反りが合わなくて理解しあえなかったのに
最後にお友達、ってパターンは悪くはないけど、
そのために、「メフィストの逆襲」の方でやたらいがみ合わせすぎな感も。

2002年7月1日発行、第1刷。帯あり。

『千里眼 メフィストの逆襲』 松岡圭祐/小学館文庫

  • 2006.11.19 Sunday
  • 17:06
オンライン書店ビーケーワン:千里眼メフィストの逆襲
千里眼メフィストの逆襲
松岡 圭祐著

四年前。日本海側の海岸で、星野亜希子という13歳の少女が忽然と消えた。当時、スクランブル発進しながらも、拉致の疑いのある北朝鮮の不審船に対して何も出来なかったことから、自衛隊を辞めた岬美由紀。同じ頃、嵯峨敏也は東京カウンセリングセンターの採用試験を受けるために‘加藤太郎’を訪れ、よく判らない目に遭っていた。
2001年現在、美由紀の元に外務省の人間が、不法入国した工作員らしい李秀卿という女性が拉致の事情を知っているとほのめかしていることから、真実を探ってくれと依頼されるのだが・・・。


元々ハードカバーでは1冊だったものを分冊されているので、
これも『千里眼 岬美由紀』と前後編。
ハードカバーに比べて300枚も加筆修正してるらしく、それってほぼ別物?(^^;

過去の因縁の話から、美由紀、嵯峨と、李秀卿(リ・スギョン)との出会いとからみ、
これまでのエンターテイメント小説ぶりからすると、淡々と前置きだけが置かれてる
感じのする今回。
ハードカバー1冊を文庫2冊に分けてあるせいかもしれないけど、
「メフィストの‘逆襲’」ぶりは感じられない(笑)
<「岬美由紀」を読んでも、逆襲って感じはしないけど

とにかく、美由紀が苛々してばかりいて怒りっぽすぎ。
李に対して、乗せられすぎで怒りすぎ。
岬美由紀を考えてみて、ここまでいちいち怒りっぽいのはちょっと違和感あった。

<風邪引く前に再読し終わってたので、前の日付でアップ

2002年7月1日発行、第1刷。帯あり。

『千里眼 洗脳試験』 松岡圭祐/小学館文庫

  • 2006.11.17 Friday
  • 13:39
オンライン書店ビーケーワン:千里眼洗脳試験
千里眼洗脳試験
松岡 圭祐著

液体窒素を積んだ航空貨物輸送機が、京都上空で旋回し続けるという事件が起き、操縦士は通信で「陰陽師を呼べ!」とだけ叫んでいた。京都に落下したら大惨事は免れない。嵯峨敏也と岬美由紀がヘリで現場に向かい、状況を解決するが、このことから全国でこういう操縦士や運転手がこぞって‘デーヴァ瞑想チーム’という自己啓発セミナーを受けている事実が判明。
奥多摩にある、その六角形の建物。4000人程がセミナーと称するものを受けている中、嵯峨達の目の前で彼らはテロの人質となった。犯行声明を送ってきたのは、あの友里佐知子。時間制限のある中、爆弾の仕掛けられた建物から4000人の人質を救うことはできるのか。


前の「運命の暗示」のラスト辺りにある文章とダブる形で、冒頭に登場する友里。
え〜、こんなナルシストなキャラ?と云うのか、ちょい違和感。

エンターテイメント小説ということは判っているのだけれど、
この辺りから、読者サービス的なものがやたら盛り込まれている感じになっている。
それを‘面白い’ととるか、‘媚びてる’ようにとるかは、読み手による
ところなんだろう・・・。

私も最初読んだ時は面白く感じたけれど、今読むと、媚びてるとは思わなくても
ちょっとやり過ぎだと感じてしまった。
小説だから、読者が楽しめるようにというものを盛り込むのは判るのだけど
今回読んだ気分では、イタいというか苦笑気味な部分もちらほら。
いや、初めて読んだ時は面白かったけど・・・と念押し。

この巻で、岬美由紀の飼い猫リンが、自宅の場面で登場しなくなってる。
これまでは、いつも自宅の場面で出てきてたのに。
しょっちゅう世話できなくて管理人頼みだったので、前のマンションの
管理人さんにもらってもらったか?<今回前と違う住まいっぽいし
今後、どうだったか覚えてないので、それを気にしてあと数冊を読む予定(笑)
-----
2002年1月1日第1刷。帯あり。
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『千里眼 運命の暗示』 松岡圭祐/小学館文庫

  • 2006.11.10 Friday
  • 18:06
オンライン書店ビーケーワン:千里眼運命の暗示
千里眼運命の暗示
松岡 圭祐著

敵はメフィスト・コンサルティング。行動が全て彼らの予測の範囲で、彼らのシナリオどおり進んでしまっていた。
岬美由紀を救出しに向かった嵯峨敏也と蒲生誠だが、それも彼らの思惑通りだった。中国は何故か岬美由紀を悪の根源とし反日感情をつのらせ、中国軍は日本侵攻開始のタイミングを計っている状態。中国でたった3人、この暴挙を止めることはできるのか。
そして、ミドリの猿の正体が明らかになる。


千里眼 ミドリの猿』で、もやもやしたものが解消される展開。
エンターテイメント小説ってことで、ご都合主義加減は否めないけど
この辺りは、まぁ許容範囲かな(^^;
<突っ込もうと思えば、そりゃ突っ込みたいところは満載でしょう

ミドリの猿も判りつつ、次への伏線もあり。
が、米軍兵士の件は、あんなんじゃ全くすっきりしないけどね。

2001年12月1日第1刷。帯あり。

『千里眼 ミドリの猿』 松岡圭祐/小学館文庫

  • 2006.11.10 Friday
  • 17:40
オンライン書店ビーケーワン:千里眼 ミドリの猿
千里眼 ミドリの猿
松岡 圭祐著

須田知美は倉石精神科でのカウンセリングの帰り、奇妙な女性に出会う。高笑いをし自分は宇宙人だと叫ぶ女性。恐怖感から逃げるがカバンを落とし、家に連絡しても何故か母親に知らないと云われ、追い込まれた精神状態のところで出会った男性は、嵯峨敏也だった。
岬美由紀はジフタニアへのODAのための視察に同行していて、内戦から子供たちを救うための行動をとったことから窮地に立たされる。
美由紀、嵯峨、知美、入江由香、倉石、みなが孤立し出会い、逃亡する羽目に。大きな敵、誰かに行動を操られている。そんな中、中国では反日運動が高まり、戦闘態勢に入っていた。


これは、この後の『千里眼 運命の暗示』と前後編というか上下巻という感じ。
なので、これだけ読んでも全然問題は解決せず。

『催眠』の嵯峨と、『千里眼』美由紀がリンク、って風でもなく、
「催眠」は、千里眼シリーズの0だったとでもいう感じの流れ。
へたれ嵯峨に、相変わらず強い美由紀。
美由紀って子供やカウンセリングの相談者相手には凄く優しくするのに
それが必要そうな嵯峨に、どうしてこんな対応なのかちょい不思議。

相変わらずの怒涛の展開。
内容的に、女性として凄く不快なところがあるのと、
このタイトルが‘ミドリの猿’なのは、微妙。
ミドリの猿(上)(下)だったら、まぁ納得できるんだけど。

2001年4月1日第1刷。帯あり。

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