<笑う猫と冒険日記>

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『虹の天象儀』 瀬名秀明/祥伝社文庫
オンライン書店ビーケーワン:虹の天象儀
虹の天象儀
瀬名 秀明著

私が二十七年間勤めた渋谷の五島プラネタリウムが閉館する。最後の投影を終えた翌日、閉館作業に追われる私の前に現われた少年。「ツァイスのプラネタリウムを見せてください」。
気づいたら私は戦時中にタイムスリップしていた! そこで出会う人々。戦争で焼けてしまう貴重な品、近く死んでしまうことを知っている人を前に、自分がしなくてはならないことは?


冒頭だけを家で読み、あとはスタバで読んだのだけど、不覚にも目が潤みました。
家で読んでいたら、ぽろっと泣いたかも。

4年前に、400円文庫として長すぎず短すぎず・・・というようなことをモットーに
出されたもののよう。
瀬名秀明といえば結構読み応えのあるものが多いと思うので、この小説は短く感じる。
個人的には少ーーーし物足りなさもあり、短い分ご都合主義もちょい感じる。
『八月の博物館』を夏に読み返していたせいかな。
        思いが、残る。

でも、この言葉が胸に響きます。
多少なりとも星空に興味があるので、読んで良かった小説でした。
全然違うのだけど、日渡早紀の『星は、すばる。』というマンガを思い出した。
主人公で、天文好きの高校生の日渡早紀(作者と同名)が、
プラネタリウムでバイトをする話。
これも学生時代に泣いたマンガで、同じく「思いは残るんだな」と思うものだった。

若い頃、サンシャインのプラネタリウムに一度行って以来、行ったことがない。
何だかプラネタリウムに行きたくなりました。
↓ちょいネタバレ項目?↓
『八月の博物館』と同じ世界にある、と云われてもうなずけるかも。

「月光の虹」の本物が見たいです。

あと、クライマックスで気になったのは、素晴らしい投影機もいいのだけど、
本当は、そういう凄い星空の本物が見える空であって欲しい。
空気を汚さないで、綺麗な空であって欲しい。そうも思いました。
| ■BOOK | 15:04 | comments(2) | trackbacks(1) | |
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コメント
ああ、やっぱり!
くろこだいるさんなら、行ってそうな感じがする〜と思ってました!(^^)
良かったんですねー! 本物が見たかったなぁ・・・(T_T)
<今更遅い

本では想像することしかできず、本物を見ていたら、もっと入り込めたかも。
この本、解説を担当しつつ、投影機の管理技術者でもある人が主役でした。
瀬名秀明さんなので、その投影機の説明とかがつらつらあるのですが、私はその辺はちょっとついて行けず(汗
それも、本物の投影機を見たことあったら理解できたかなぁ。

へぇ〜ピカデリーのところにあったんですか!
プラネタリウムじゃないけど、焼津あたりに天文台があったような・・・。静岡にいるうちに行きたかったけど行ったことなく・・・。
大阪、今度探してみます(^^)
◆◇◆| みぃ@住人 | 2005/11/04 10:26 AM| ◆◇◆
おぉ、五島プラネタリウムっ!!あそこはよかったですよ、
学芸員さんの生解説のプラネタリウムでしかも、わりと硬派路線だけど難しすぎなくて。
サンシャインのはプログラムによってはほんとお子様向けでがっくりさせられますからね〜、マンガチックなイラストの投影とかの方が多かったりして。
プラネタリウムは大体、夕焼けの投影から始まりますが、
オレンジにそまったプラネタリウムの天井(?)が次第に暗くなっていって星がポツポツ出てきた、と思うといつのまにやら満天のまるでまさしく降ってくるかのような一面の星空に変わる時、ほんと涙が出そうになりました〜。
最後に(五島プラ)行った時は、「ZABADAK」っていうミュージシャンの曲を流しながらの特別投影でしたな〜。
ご本人も来ていたそうでして。
実は静岡市の今はピカデリーとなってる映画館の屋上にプラネタリウムがあったそうです。
今静岡県内では浜松くらいかな?
大阪はあちこちありそうですね〜♪
◆◇◆| くろこだいる | 2005/11/03 6:50 PM| ◆◇◆
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虹の天象儀
 古いプラネタリウムを使って、過去にタイムトラべルするお話。確かにプラネタリウムは、その神秘的でメカニカルな形状が、まるでタイムマシンのようだし、天空を写し出すのだから、時空も操作出来るような気分になってしまいそうだ。 世界初の光学的プラネタリウムの
| ケントのたそがれ劇場 | 2009/02/25 6:00 PM |
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